ジャルパック・インターナショナル・ハワイ様

システム 地上手配管理システム
業種 旅行業
ターゲット ホテル・トランスファーなどの現地業者
目的 使用している現行システムが老朽化等の理由で保守に限界が出来たためGeneXusを利用して再構築を行いたい。
機能 商品管理、コースマスター、手配管理、発注管理、支払管理、請求管理

JPIHではこれまでハワイにおける地上手配システムであるSUCCESSシステムを使用して業務を行ってきた。
しかし、1993年より稼働しているため対外システムとの連携が難しい点やシステムそのものの老朽化による保守の限界があり、再構築を行うこととなった。
この新システムSUCCESS-Ⅱを開発する上での大枠として以下のような条件を付けられた。

『短期間での開発』

大規模なシステム開発ではあるが約1年間という短期間での開発が急務である。

『既存資産であるIBM I-5をそのまま使用する』

これまで使用していたIBM I-5への信頼性や運用性の高さを理由にそのまま継承することとした。

『高いユーザインタフェースの実現』

CSSやWebへの対応を行うためGUI画面を実装し高いユーザインタフェースが実現できる環境を構築できるようにする。

『JPIH社の独自開発として開発する』

経費圧縮や開発における社内体制を構築するために業務委託ではなく自社での独自開発とする。
以上の条件に適合する開発システムとしてGeneXusを利用しアプリケーションアシスト株式会社と協力して新システムを構築することとなった。
GeneXusを利用した開発を行うことの決め手をなった要因は以下の理由によるものである。
1. IBM I-5の継続利用が可能
2. 多プラットフォームに対応した開発が可能
3. ライセンスにおける体系が単純で費用も予算内に収まる
4. 開発環境や設定が容易で初めての開発でも短期間でエンジニアの育成が可能
5. GeneXusジャパンによるサポートが受けられる。

お客様の声

Jalpak International Hawaii, Inc.

Information system development 部長 冨岡隆之

不安こそはあったものの開発がスタートし不確定要素は危惧で終わることができ、制度の高いシステムを構築できた。
SUCCESS-Ⅱの開発をGeneXusで行った際の利点には以下のようなものが挙げられる。

『IBM I-5との関係』
GeneXusでの開発においてIBM I-5に触れずにGeneXusのみを使用し開発が可能であり、
これまで作成してきた既存システムとの親和性も高くGeneXusで作成したデータベースの参照・更新も問題なく行えた。

『GeneXusを利用した開発の生産性』

ローコード開発により基本的なロジックはGeneXusが生成するため機能部分のみのコーディングによりコーディング量の削減が可能である点や、自動生成するプログラムの信頼性の高さ、データベースの変更をGeneXus上で簡単に行えることで生産性の高い開発が可能。

『エンジニアを育成する際に使いやすい』

GeneXusにおける開発では文法や構文の作成方法が理解しやすく習得が容易であるためスキルレベルの低い新人でもシステム開発が可能であり、
汎用系のエンジニアでもGeneXusでの開発を経験することでWebページの作成等も可能であるため中高年技術者にも高い親和性を持つ。

『ナレッジベースの優位性』

GeneXusではナレッジベースを生成しその中で開発するため使用するプラットフォームが異なる場合でもシステムの再構築が不要で、
ターゲット環境に合わせた最小限の対応で済むため開発環境設定の制限が緩和される。
このような中でこれからGeneXusの利用促進を図るためには教育システム充実やユーザー専用データベースの作成、複数のバグへの対応などを
行う必要があるように感じられた。